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vol.33 ハリのある上品なグレンチェックシリーズができるまで

33回目の今回は、岡山県倉敷市の生地工場と三重県名張市にある縫製工場を取材しました。
全てのモノには生まれてきたストーリーがあります。
商品を手にとるお客様へそのストーリーを少しずつでもお伝えできればと思います。

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プリスティンオンラインショップ グレンチェック

グレンチェックシリーズが生まれる最初のストーリーは、ジーンズの聖地である岡山県倉敷市から始まります。
この会社は、1941年創業、倉敷市児島の地で、唯一、染から織、仕上加工までを一貫して行っている製造工場です。
常に美しい生地をつくるために切磋琢磨し、生地が好きでたまらない愛情豊かな工場です。
織物の織準備工程の整経機です。織物工場のよくある風景なのですが、この工場内の機械設備全体がベージュであしらわれています。それは、工場内が少しでも明るくなるようにという会長の思いと愛情が込められています。
今回のブラウンカラーは、染色したものではなく天然の綿から取れたものです。
みなさんご存知の白いふわふわした綿の他に、ブラウンやグリーンのカラードコットンというものがあり、今回はブラウンのコットンと生成りのコットンの糸を使ってチェックの生地を表現しています。
ブラウンカラーの綿(茶綿)は、綿花の原種といわれています。
久々にウェアに使用するブラウンカラー。ナチュラルとブラウンのコントラストが美しいです!!
美しさに気を取られている場合ではなく、この整経で色の配列を間違えると大変なことになります。細心の注意を払いチェック柄をつくっていきます。
チェック柄は、部分整経という方法で、同じ柄ピッチで繰り返し何回も巻き上げることにより経糸を準備していきます。
そして、準備のできた経糸は、織機に乗っていきます。生地のように見えますが、糸です。
グレンチェックのピッチのストライプ、経糸総本数4000本!!
1本では弱い糸でも、沢山集まると強くなります。しかし、糸切れなどが時々起ってしまうので、常に糸と織機の状況を確認しながら進めます。

「グレンチェック」は、スコットランドのグレナカート・チェックの略称といわれます。グレンとは渓谷とか谷間の意味で、スコットランド地方の谷間の地域で織られたのが名称の由来。 小さな格子が集まって大きな格子を構成したもので、千鳥格子とヘアライン・ストライプを組み合わせた柄です。どことなくクラシカルな雰囲気は、スコットランドの伝統的な柄から由来するからなのですね。生地の世界は奥深いです。
岡山県で丁寧に織られた生地は、次に三重県に運ばれます。
この台の周りは電気を暗くしています。真っ直ぐ生地を切るために上からレーザーを当てて、生地を揃えています。このお二人は生地合わせのプロフェッショナルとのこと。
型紙に合わせて裁断したパーツを揃えています。こうして見ると細かいパーツがたくさんありますね。
工程の中で難しい、ポケット部分の縫製を見せてもらいました。
ポケットの生地とグレンチェックの生地が正確に合わされていきます。
柄があるこの生地は柄合わせが大事。縫い合わせる工程はとても慎重に行います。
細かな部分の打ち合わせも入念に行います。右はこの工場の社長さんです。
普段何気なく履いているパンツも、こんな風に改めて見てみるとさまざまなパーツが組み合わさってできていることがわかります。
これはパンツのパターン。少しグレーになっているのが、ポケット部分です。
慎重に、でもどんどんと生地が縫い合わされていきます。
いかがでしたか?
この生地を使った商品はパンツとスカートの二種類をご用意しています。
ぜひお試しくださいませ!

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