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vol.09 PRISTINE シンデレラパールができるまで

第九弾は、愛媛県で生まれたシンデレラパールをお伝えいたします。
全てのモノには生まれてきたストーリーがあります。
商品を手にとるお客様へそのストーリーを少しずつでもお伝えできればと思います。

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山と、海と、みかん畑。
ここは愛媛の西南に位置する、西予市。
目の前に広がる光景は、まるでマチュピチュみたい、と感動を覚えます。
佐藤宏ニさんと佐藤和文さんは日本一の真珠の産地である、愛媛県で真珠の養殖を行っています。
佐藤さん一家は昭和42年、それまで家業としていたイワシ漁から真珠養殖に転換。
恵まれた豊かな自然のもとで養殖を行ってきました。
一粒の美しいパールが出来上がるまでに、それはそれは大変な手間と時間がかかります。

まずは小さな貝を育てるところから始まります。
小さな貝から3年育ててようやく”核入れ”ができる大きさになります。
真珠のもととなる”核”。
巨大な貝の貝殻を切って丸く加工します。
アコヤ貝に真珠のもとになる”核入れ”をします。
毎朝5時から作業がスタート。
訪問した11月はまさに大忙しの繁忙期。
ピン、とした職人の緊張感が現場に漂います。
5mmほどの小さいメスを使って、核を挿入します。

1mmの誤差も許されないという非常に繊細な作業。
佐藤宏ニさんの奥様の若子さんは、真珠品評会において三度も受賞歴があるというまさに核入れの名人!
核入れをしたらまた2年間、貝を海に戻します。
その間も、ひとつひとつ手作業で毎日貝が汚れていないかなどを海から引き上げてチェックをします。

落ちない汚れは陸にあげて掃除をするとのこと!
いよいよ取り出し!
表面の汚れをきれいに落とすと、さまざまな形や色合いのパールが!
すべてがきれいなまん丸ではなく、ちょっぴり角が出ていたり双子になっていたり、青みがかっていたり。。。
どれを見ても愛おしいです。
・・・ところで、なんでオーガニックコットンのプリスティンと愛媛のパール?と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
それは佐藤さん一家の、真珠にかける思いがきっかけでした。
平成9年ごろ、九州全県でアコヤ貝が大量に斃死。
当時25万個のアコヤ貝を養殖していた佐藤真珠さんでも残ったのは5万個ほどに。
どうしたらいいのかわからない苦労の連続だったそう。
アコヤ貝の大量死でわかったのは、魚類養殖で使用していたホルマリンの薬害が海に大きな影響を及ぼしている、ということでした。

その後、佐藤さんをはじめ地元に人々がホルマリンの使用禁止を働きかけ、地元湾内でのホルマリン数値の検出を始めとした継続的な漁場調査、県政や水産庁などへの働きかけなどその活動は多岐にわたり、その努力が実を結び愛媛県では平成16年に全国でも初めての環境保全に関する町条例を発布しています。

そして、平成17年以降、アコヤ貝の異常な斃死は無くなったとのこと。
愛媛の海がまた元のきれいな海に戻ったのです。
--- 自然と共に ---

できるだけ環境破壊をせずに、自然と共に歩いて行く。

佐藤さんの住む地域では、地元の生産者団体が農薬の抑えたみかんをつくっています。その山から流れ出る豊かな水は、真珠の形成に必要なカルシウムを多く含んだ豊かな海を作ります。

『次世代に美しく豊かな海を、そして次世代に引き継げる漁業を』という思いがそこにありました。


きれいな地球を子どもたちに残したい、という思いを胸にオーガニックコットンを取り扱うプリスティンは、愛媛で育てられているパール作りへの思いに賛同しています。
ちょっぴり角が出てしまっているものや形がまん丸ではない、生まれたままのパールをプリスティンでは「シンデレラパール」と名づけました。
世界にひとつしかない、愛媛のパールの輝きをぜひ手に取ってご覧いただければと思います。
いかがでしたか?
たくさんの人の思いがつまったプリスティンのシンデレラパールシリーズ。
ぜひみなさんもお試しくださいませ♪
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