Interview | 2017/12/10

gents story - IMURA Shinjirou

井村辰二郎インタビュー風景1

井村 辰二郎

IMURA Shinjirou

有機栽培農家、株式会社金沢大地代表取締役

1964年石川県金沢市生まれ。89年明治大学農学部卒業後、地元金沢の広告代理店を経て、97年脱サラし就農。2002年、農産加工部門として株式会社金沢大地を設立。「千年産業を目指して」を理念に、環境保全型農業を営む。耕作放棄地を中心に耕し、石川県の金沢近郊と奥能登地域にある日本最大規模の農地(180ha)で、米、大豆、大麦、小麦、蕎麦、野菜等を有機栽培。自社有機農産物の加工・販売で、農業の6次産業化にも積極的に取り組む。18年秋、加賀・能登のテロワールを表現する金澤町家ワイナリー開設予定。

オーガニックコットンのパイオニア「PRISTINE(プリスティン)」を運営するアバンティ社代表・渡邊智惠子氏が発起人代表を務める「森里海会議2017」にて、「里」代表として登壇された井村氏。 まさに会議のサブテーマ「22世紀に残すもの」にふさわしく、井村氏は「農業は千年産業」と考え、化学肥料や農薬などを使用する環境に負荷を与える農業から、有機農業で環境を保全する産業へ推し進めている。
井村辰二郎インタビュー風景2

「僕が広告代理店に勤めていた20年ほど前、さまざまなメーカーや企業が“持続可能性”というテーマをちょうど投げかけてきた時代だったんです。扱うものは異なりますが、リサイクルやリユースという言葉が生まれたのもこの頃で。

   

人を豊かにするためには、昔だったら“価値を生み出して便利にすること”だったのですが、これからは、“作ったら最後まで責任をとらなければならない”と考えられるようになっていきました。作りっぱなしではダメ、その生業が生み出すインパクトに対してしっかり責任を持とう、という流れ。

そんななか、自分の家業である農業へ目を向けた時に、本来、環境に対してすごく親和性が高く、持続可能性がある職業だということに気づき、就農することにしたんです」四国の面積と同じくらいあるといわれる日本の「耕作放棄地」を中心に耕し、国内最大規模の約180haの農地で米や大麦、小麦、大豆、蕎麦、野菜等を有機栽培している、農家の先駆者でもある井村氏。

「農業は本来、人類の本質的な生業なんだと思うんです。日本古来の職業であるだけでなく、例えば、リタイヤされた著名な方々が帰農する流れが起こっていたりしますよね。問題は、農業だけでは食べていけないと捉えられてしまうこと。“もっと楽しく、もっと高所得で、もっとかっこいい職業としての農業”を実践することで、多くの若者達に夢を与えられると思うので、農業者も行政も動いて、一緒にアピールしていくことが大事だと思っています」

井村辰二郎インタビュー風景3

また、「リネンやコットン、シルクなども、昔は農業の一部だった」と語る井村氏。オーガニックコットンブランド「プリスティン」を擁するアバンティ社が、「被災地雇用創出」を目的として2011年6月からスタートしたプロジェクト「東北グランマ」についても語ってくださった。

「「東北グランマ」がコットンボールなどを手作りするクリスマスオーナメントは、実際に僕も触れさせていただきましたが、ああいった温かいものを子どもが触って育つなら、将来豊かな子たちになるのではないでしょうか。おそらく、『これがオーガニックコットンで。こっちが真綿で』と説明してもわからないと思うのですが、あれを実際に触ったら、その温かさというのはなんとなく感じますよね。100円ショップなどに売られているものとは違うな、って」

こう語る井村氏は、プリスティンジェンツの「リネンコットン裏毛 長袖トレーナー」を着用する。 「すごく温かかく、メリノウールくらい保温性もあって、この一枚を重ねるだけで全然違いました。うちの子どもたちにも、できるだけ綿の洋服を着させるようにしていますし、持続可能なものを身に着けていくって素晴らしいことですよね」

井村辰二郎様インタビュー風景4
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