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帽子やバッグのラフィア素材ができるまで

vol.16
第十六弾は、日本から11,477km(!)離れたマダガスカルのものづくりストーリーをお伝えいたします。
夏の帽子やバッグとして手に取りたくなってしまうラフィア素材。

全てモノには生まれてきたストーリーがあります。
商品を手にとるお客様へ、そのストーリーを少しずつでもお伝えできればと思います。
  • ラフィアとは?
    ラフィアは、ラフィア椰子の葉から採れる天然繊維で、マダガスカルが原産。ラフィア椰子はアフリカやアジアの熱帯地域に生息するものの、マダガスカルのラフィアは世界的に高品質で有名です。高級ブランドの夏物のバッグや帽子にも使用されています。
  • 天然繊維のため丈夫で長持ち!
    使い始めは、ラフィアの天然の香りを味わうことができ、そして、使うほどに、ラフィアの葉に含まれる樹脂により艶と柔らかさが増す素材です。
  • ラフィアの葉そのものは固いので、何度も蒸して柔らかくし、内部の柔らかい繊維部分を手作業で取り出すという、とても手間のかかる作業が必要です。
  • 染色しないラフィアそのものの色を存分に楽しめるために、ホコリなどの汚れを取るために水洗いをしっかりと行います。その後十分に乾燥をさせて編んでいきます。
  • しっかり乾燥させてから、ラフィア1本1本を丹念に割いて、均一な太さに整えてからかぎ編み開始。硬いラフィアをかぎ編みするには熟練技が必要となります。
  • 1つのアイテムを編み上げるのには、その難易度や大きさによっても変わりますが、朝から夕方まで休みなく編み続けて約2〜3日かかります。
    編み上がったものは、寸法があっているか、汚れやゴミの混入はないかなど責任者が入念にチェックします。
    作品には編み手さんの名前と完成した日付を書いたメモを縫い付けます。こうしておくことで、誰の作ったものか、誰がやり直しをするかが明確となるからです。
  • 今回、マダガスカルで現地の方の仕事づくりを目指している、日本の企業のミアラカさんにマダガスカルの魅力とものづくりへの思いを伺いました。

    PRISTINE(以下、P):マダガスカルについて少し教えていただけますか?

    ミアラカさん(以下、ミ):はい。マダガスカルは昔ゴンドワナ大陸から分離してできた世界で4番めに大きな島です。1世紀頃ボルネオ島からマレー系の言語を話す人々が到来し、現在のマダガスカルの祖先になっていると言われているのですよ。
  • P:マダガスカルというと動物がたくさんいるところをイメージしてしまいます!
    ミ:ワオキツネザルが有名ですね。日本でもお馴染みの動物です。
  • P:どうしてマダガスカルでものづくりをしようと思ったのですか?

    ミ:マダガスカル人は手先が器用で、自然の恵みであるその土地の植物を、家屋、ござ、カゴ、衣類などに加工して暮らしてきました。
    観光客のお土産アイテムとしてもラフィア製品、天然シルク、刺繍などの手工業が活躍しています。
    しかしながら度重なる政治危機により経済は継続的な発展の道を閉ざされ、貧富の差は開く一方。1日1ドル以下の生活を強いられる貧困層が増えているのが現状です。
  • ミ:私たちは世界的に高品質なマダガスカルのラフィアをマダガスカル人の手で作品にして日本に広めることで、マダガスカルの人々に安定した雇用と収入をもたらすことを目指しています。
    弊社を通じて現地の作り手さんがラフィアでものづくりを行い、仕事を得ることによって現地の作り手さん達の生活が少しでも良くなることを期待しています。
  • P:今回のPRISTINEのものづくりで苦労したところはありましたか?

    ミ:そうですね、作ったことのない帽子作りには最初、悪戦苦闘していました。
    何度も何度も入念にサンプルを見比べて仕上がりをチェックしました。
  • ラフィア素材が出来上がったあと日本に輸入し、レース付けやシンデレラパールをひとつひとつつけていきます。


    2016年 ラフィア2wayバッグ(大)(小)
  • ―――――――. ..。○。・゜+

    2017春夏新作 ラフィアを使ったアイテムのご紹介


    【2017年4月展開】ラフィアトートバッグ(大)(小)
  • 【2017年4月展開】ラフィアクラッチバッグ
  • 【2017年4月展開】ラフィア中折れ帽(M)(L)
  • いかがでしたか?
    今回は日本を超えて、マダガスカルでのものづくりストーリーをお伝えいたしました。



    素材提供:株式会社ミアラカ 様
  • ラフィアキャプリーヌ
    ひとつひとつ細編で丁寧に編んだラフィアのキャプリーヌ。
    マダガスカルの女性がひと目ひと目丁寧にあみ、成型して仕上げました。
    内側にはオーガニックコットンのグログランテープをつけ、ファンデーションがついても洗えるようにテープを二重につけています。
    外にはグランマがつくるオーガニックコットンと和紙を使ったポンポンをポイントつけています。
    ※一点、一点手作りの為個体差があります。あらかじめご了承くださいませ。
  • ラフィアバッグ(大) 透かし編み
    ひとつひとつ透かし編みで丁寧に編んだラフィアの大きなバッグ。
    マダガスカルの女性がひと目ひと目丁寧に編み上げました。
    外にはグランマがつくるオーガニックコットンと和紙のタッセルがついています。
    ※一点、一点手作りの為個体差があります。あらかじめご了承くださいませ。
    ※東北グランマと一緒に作った商品には、てんとう虫のモチーフがついています。
  • ラフィアバッグ(小) 透かし編み
    ひとつひとつ透かし編みで丁寧に編んだラフィアの小さなバッグ。
    マダガスカルの女性がひと目ひと目丁寧に編み上げました。
    外にはグランマがつくるオーガニックコットンと和紙のタッセルがついています。
    ※一点、一点手作りの為個体差があります。あらかじめご了承くださいませ。