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カステラニットシリーズができるまで

vol.55
55回目の今回は、カステラニットができるまで、を取材しました。

すべてのモノには生まれてきたストーリーがあります。
商品を手にとるお客様へ、そのストーリーを少しずつでもお伝えできればと思います。
  • 今回は9月より発売の「カステラニットシリーズ」。
    カステラ、と聞くだけでなんだかあたたかそうな、ほっこりした気分になりませんか・・・?
  • オーガニックコットン100%のふっくらとしたスムース編みのニットです。そのふっくらさから、カステラニットと名付けました。
    袖を通したときのあたたかさと、ふわっと包み込まれるような優しさにきっと感動していただけるはずです。
  • このニットには非常に細かい編目を表現可能な16ゲージの編機を使います。特殊な編み方であるスムース編みを用いてスピードを落として丁寧に丁寧に編み上げています。
    今回、ものづくりをしてくださったのは新潟県にあるサトウレーヌさん。
    取材に伺うことはできなかったのでリモートでお話を聞かせていただきました。
  • もともとは新潟の地で機屋として今の社長のお祖父様が開業されました。
    1972年(昭和47年)、「テキスタイルの製造(織物)で完結していた所から最終製品まで手掛けたい。」という思いでニット製品の製造を行う工場に移行しました。
  • サトウレーヌさんの強みはなんですか?と伺ったところ、
    「困難に取り組む積極的なチャレンジ精神。最新設備と職人技術の融合。」
    と教えていただきました。その言葉どおり、工場には若手の方から社歴30年を超えたベテランの方までが集っています。
    長年培ってきた技術を継承しながらも新しい生産様式を取り入れる、理想的なものづくりを実現しています。
  • 横編み成型ニットの縫製に欠かせない「リンキング」の工程を動画に撮ってもらいました。
    リンキングとは、ニットの首元や袖口といった付属部分と本体部分の編地を縫い合わせる技法で、この工程は非常に高度で職人の高い技術力が求められます。
  • 工場で編み上げたカステラニットの編地をたっぷりのぬるま湯につけてから5分間洗います。こうすることで編地がリラックス出来るまでやわらかくなります。
    洗い工程において、シワを作らないよう1回の洗いの枚数を少なくするといった工夫をしています。
    その後、低温でゆっくりと乾燥して仕上げて検品をします。
    サトウレーヌさんでは、中から光を当てて検品作業を行います。
  • 今回のカステラニットシリーズは、肌着などにも用いられる1×1のスムース編みを用いています。一般的な編地に比べ組織に【渡り】があるので、糸と糸の隙間に空気が入り、糸の持ち味を十分に生かした“ふわっ、もちっ”とした柔らかい肌触りを実現させています。

    やわらかさが特徴がゆえ、シワを作らない工夫をする必要があり、ほかのニットに比べセットの段階から通常よりも作業数を増やしてつくっています。
  • 実際に現場の方からも「製品が完成して最後、1枚1枚手で畳んでいる際に特有のふっくらさ・やわらかみを感じ、“あっ、これがカステラニットという事か”と名付けられた理由に気付きました。」とのお声が!
    手に触れるだけでそのふわっとした気持ちよさをお楽しみいただけると思います。
  • 今回、インタビューの最後に「これからどんな企業・ものづくりを目指していますか?」とたずねたところこんな素敵な回答が。
  • 「着ていただける方の幸せに貢献したいと言う気持ちで服作りに取り組んでいます。
    この気持ちは創業当時から変わらない信念です。
    そのために時代の変化をいち早く取り入れて情報収集や活用のアイデアを日々研究していく事が私たちの大切な仕事だと捉えていて、これからもそんなものづくりを目指します。」
  • 社内の生産担当からも「サトウレーヌさんとはとても気持ちが良いものづくりができます」と聞いていましたが、その理由がわかりました。
    ものづくりの工場の中だけでなく、商品を手にとって使う人のことまで考えたものづくりへの姿勢には頭が上がりません。

    新潟の地でうまれたカステラニットシリーズ。そのすこやかな気持ちよさには、着てもらえる人のしあわせを願った気持ちがこもっています。
  • カステラニット ベスト
    おしりが隠れるほどの丈感で、着るとフレンチスリーブのように肩にかかるデザイン。
    スムースで上品な表情のニットが、トレンド感をほどよく落ち着いた印象にまとめています。
    シャツと合わせてUネックからボウタイや襟をのぞかせたり、同系色のタートルと合わせたり、コーディネートを考えるたのしみがあるアイテムです。
  • カステラニット カーディガン
    たっぷり分量の袖とリブを長くとった袖口が、身頃のコンパクトさを引き立てるデザイン。
    スムースで上品な表情のニットが、トレンド感をほどよく落ち着いた印象にまとめています。
    前ボタンをとめてトップスとして、丸みのあるシルエットをたのしみたいアイテムです。
  • カステラニット セーラープルオーバー
    セーラーカラーは身頃と同じ素材で、控えめに個性を放ちます。襟を後ろに抜くと大人っぽい着こなしに。
    身頃の丈に前後差がある、さらりと着てもさまになるデザインです。
    スムースで上品な表情のニットが、トレンド感をほどよく落ち着いた印象にまとめています。
    同系色のパンツと合わせて、コーディネートの主役にしたいアイテムです。
  • カステラニット パンツ
    センタープリーツは編みで表現しているため、日々の着用や洗濯でとれることはありません。
    両脚の外側にスリットを入れ、よりすっきり見えるデザインに仕上げました。
    スムースで上品な表情のニットが、トレンド感をほどよく落ち着いた印象にまとめています。
    パンツとしてはもちろん、ワンピースやチュニックと合わせるレギンスとしての着こなしもおすすめです。