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パンケーキニットができるまで

vol.56
56回目は、パンケーキニットができるまで、を取材しました。

すべてのモノには生まれてきたストーリーがあります。
商品を手にとるお客様へ、そのストーリーを少しずつでもお伝えできればと思います。
  • 2017年秋冬から毎年寒い季節に人気のパンケーキニットのアンダーウェア。はじめて生地を触ったとき、ふかふかな肌触りに本当に「パンケーキ」みたい・・・!と感激したものです。オーガニックコットン100%と思えないほどの温かさとふわふわの肌触りが特徴のこのシリーズ。そのやわらかさと温かさを、できるだけそのまま感じていただけるようにデザインされています。今回はその生地づくりの現場を覗いてみたいと思います!
  • この気持ちのいいパンケーキニットを編んでくださっているのは、創業115年を迎える和歌山県紀の川市にある森下メリヤス工場。4代目森下社長に工場を案内していただきました。和歌山県は日本を代表する丸編みニット生地の生産地です。その中でも歴史ある工場の一つです。
  • さあ、まずはパンケーキニットの編まれている景色を見にいきましょう。体育館のような広さの工場にずらりと並ぶ編機。1台ごとにかけられている透明なカーテンをくぐり抜けて、たどり着きました。
  • ゆっくり、くるくると回っています。機械のまわりにセットされた39本の糸が吸い込まれるように機械の中へゆっくり降りていきいます。光を透して、なんだか薄い?あのパンケーキニットの生地とは思えない薄さですね。でもこの機械で間違いありません。なんと、編んでいるときはこんなに薄く、洗って風合いを出すことであのふっくらとした風合いになっているのです。
  • この編機はパンケーキニット用に改造した機械で、プリスティンのパンケーキニットはこの2台で編まれています。編機はどちらも40年越えのベテラン選手で低速編みの貴重な存在だそう。古い機械なのでメンテナンスがとても大事。どちらか1台が調子が悪くても、もう1台あることで、きちんと納品できるようにしてくださっているのだとわかりました。
  • パンケーキニットはスムース編みという両面編みの構造ですが、二代目社長による改造を経て、普通のスムースでは叶わない温かさと、やわらかさをもつ素材になっているのだそうです。森下メリヤスさんの素材への追求の賜物です。この素材は1時間で編めるのが5mほど。普通は12mくらい編めるそうなので、通常の倍以上の時間をかけてゆっくり編んでいるということがよくわかります。
  • 機械を止めて針を見せてもらいました。針のまわりにはほわほわのコットンの繊維がたまっています。糸がやわらかい証ではありますが、これが生地の中に入ってしまわないように定期的に掃除されています。丸編みの機械は、針が円形にセットされていて、その針に糸を上から引っ掛けて編むことで、下に編んだ生地ができていくという構造です。機械の見た目はみんな同じように見えますが、天竺、フライス、スムース、裏毛、ワッフル、など編み方によっても機械が違い、ゲージ(糸や針の太さ)によっても機械が違うので、いろんな生地を作れるようにしようと思うと、本当にたくさんの機械が必要になるのだということがわかります。
  • 森下メリヤスさんでは稼働しているのは40〜50台ですが、様々な編みに対応できるよう、200台以上の機械がその出番を待っていました。もう作られていない、昔の機械じゃないと編めないものもあるので、廃業される工場さんがあれば機械を引き取り、ストックしているそうです。このようなものづくりへの熱い想いによって、プリスティンの生地づくりも支えられているのだと実感します。
  • これはこれから縫製工場へ出荷される仕上がったばかりのプリスティンの別の生地です。パンケーキニットは編まれた後「検反」というキズをチェックする工程を経て、洗い加工の工場へ移動します。洗い上がった生地はまた検反して、生地にストレスをかけない方法で納品されます。棒に生地を巻きつけた反物の状態だったり、屏風状に畳み、画像のように包まれる形であったり、生地によっても納品の形は様々なのです。
  • パンケーキニットは筒状のままだと製品にしづらいため、筒状を開く、開反という工程を経て、115cm幅の反物の状態で縫製工場へ納品されます。プリスティンの考えとしては、パンケーキニットが脇に縫い目の入らないサイズの筒状に編めたら最高なのですが、このやわらかさはこの機械でしか編めないので、縫うしかないということなのです。
  • 森下メリヤス工場さんはその中でも海外メゾンにも生地を提供するほどにラグジュアリーな素材づくりを得意とする工場で、いつも何か良い素材ができないかと開発に力を入れておられます。その高い探究心でできた素材を見せてもらうと、もうワクワクが止まりません・・・!その工場さんの高い探究心のもとでできたパンケーキニットは冬には手放せない温かさです。ぜひお手に触れてその気持ちよさを体感してください。
\ この製品はこの場所でつくられました /
プリスティンの顔が見えるものづくり、原綿から製品までは各地域でつくられています。
  • 和歌山県
  • 千葉県
  • 【Ladies】パンケーキニット パジャマ
    2017年にデビューし、毎年大人気のパンケーキニットシリーズ。アンダーウェアと同様、袖口と足口は編みたてリブを使用し、衿もダブルのハイネックにしてあたたかく仕上げています。フラットシーマ始末で縫い代が肌に当たらないように仕上げました。ふかふかあったかいパジャマ、ぜひお試しください。
  • 【Ladies】パンケーキニット ラグラン9分袖
    冬用のオーガニックコットン100%のアンダーウェア素材を開発し作った9分袖のインナー。3段構造のスムース組織で空気を含んであたたかさを保ちます。袖口は空気を逃がさないよう横編みのリブをつけました。縫いはすべてフラットシーマで、肌当たりのやさしい仕様で作っています。
  • 【Ladies】パンケーキニット ハイネックプルオーバー
    大人気パンケーキニットシリーズのハイネック長袖です。袖口は他と同じく編みたてリブを使用しています。フラットシーマ始末で縫い代が肌に当たらないように仕上げました。オーガニックコットン100%の最高のあたたかさを、ぜひお試しください。
  • 【Ladies】パンケーキニット レギンス
    冬用のオーガニックコットン100%のアンダーウェア素材を開発し作ったレギンス。3段構造のスムース組織で空気を含んであたたかさを保ちます。足口は空気を逃がさないよう横編みのリブをつけました。縫い代をおさえた、肌当たりのやさしい仕様で作っています。
  • 【Gents】パンケーキニット 長袖UネックTシャツ
    冬用のオーガニックコットン100%のアンダーウェア素材を開発し作った長袖のインナー。3段構造のスムース組織で空気を含んであたたかさを保ちます。袖口は空気を逃がさないよう横編みのリブをつけました。縫いはすべてフラットシーマで、肌当たりのやさしい仕様で作っています。
  • 【Gents】パンケーキニット 長袖ハイネックプルオーバー
    あたたかさとやわらかさが人気のパンケーキニット素材を使ったハイネックプルオーバー。袖口は他と同じく編みたてリブを使用しています。フラットシーマ始末で縫い代が肌に当たらないように仕上げました。3段構造のスムース組織で空気を含んであたたかさを保ちます。オーガニックコットン100%の最高のあたたかさを、ぜひお試しください。