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オーガニックコットンで始めるエシカルファッション

    • エシカル
2019.07.16
いつも着る服こそ「エシカルファッション」に。コットンは日常になじみの深い素材です。
肌着をはじめ、毎日身につける服をエシカルなオーガニックコットンにして、人にも地球にもやさしいファッション生活を始めませんか?

身近なコットンと世界的な課題

肌着をはじめ、シャツやデニムなど、コットンは日常生活の中で、身につけることの多い素材といっていいでしょう。価格も安くお手入れもかんたんで、気軽に着られるコットンは、現代のファッションシーンに欠かせない存在となっています。

でもそんな身近なコットンが、どこでどのようにして作られているかを、考えてみたことはあるでしょうか。 じつは一般的なコットンを作りだす現場では、いま世界全体で解決していかなくてはならない課題に直面しているのです。

子どもの未来が犠牲に

コットンの原料である綿花の栽培地は、その多くがインドなどの発展途上の地域。こうした栽培地ではたくさんの労働者が、ごくわずかな賃金で過酷な労働を強いられています。

とくに問題となっているのが、大人よりさらに安い賃金で働かされている子どもたち。学校にも行けず、劣悪な環境で長時間働き続けることで健康を害してしまうこともめずらしくありません。

あまりにも安く使い捨てられているコットンは、こうした子どもたちの未来を犠牲にして作られているのです。

自然環境への被害

世界のすべての農作物のうち、綿花が占める割合はほんの2%ほどですが、その栽培に使用される農薬や化学肥料は、世界中で使用される量のおよそ20%にもなるといわれています。

そんなすさまじい量の化学物質を使用することが、自然環境やそこに暮らす生命にどのような影響をおよぼすかは、もはやいうまでもないでしょう。実際、汚染が進んだ畑で綿花栽培にたずさわっている人々には、深刻な健康被害も問題となっているのです。

コットンの課題を解決するエシカルファッション

こうしたコットンが抱える課題を解決する取り組みの一つとして、いま注目されているのが「エシカルファッション」です。

「エシカルファッション」というのは、自然環境や人権に配慮したエシカル(=良識的な)ファッションのこと。コットンの衣類にあてはめていえば、オーガニックコットンで作られたものがその代表格として挙げられます。

オーガニックコットンは、「児童労働をはじめとする不当な労働搾取を行わない」「栽培から製造まですべての課程でできるかぎり化学物質を使用しない」などといった基準にもとづいてつくられるコットンであり、まさにエシカルな素材なのです。

さらに広がるオーガニックコットンのメリット

さらに、通常のコットンに代えてオーガニックコットンを選ぶことは、より広く地球全体の環境保護にも大いに役立つといわれています。

まず、農薬や化学肥料を使用しないので、土壌に良い働きをする微生物が増えます。また大型の機械を使わないことで、石油・電気などのエネルギーの消費も抑えられるため、CO2の削減にも。

そのほか、生分解性がきわめて高いコットンは、化学繊維のようにマイクロプラスチックになることもないため、近年問題となっている海洋汚染を食い止める手段としても注目されています。

身近だからこそ大きな力に

世界中でたくさんの人が、毎日のように身につける身近な素材「コットン」。だからこそ、一人ひとりがエシカルファッションを意識してオーガニックコットンを選ぶようになれば、それはきっと世界を変える力になっていくはずです。

プリスティンは日々の暮らしに心地よくなじむオーガニックコットンを通して、より多くの皆さまにエシカルファッションへの小さな一歩をご提案していきます。 オーガニックコットンのプリスティン