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体の冷えと睡眠の関係とは?上手に体を温めて気持ちよく眠ろう

    • 寝具
2022.09.27
朝晩が肌寒くなるこの季節、寝る時の体の冷えが気になる方も多いのではないでしょうか。
体の冷えは、肩こりや腰痛など体の不調を引き起こすだけでなく、睡眠の質を悪くする原因にもなります。

冷えと眠りの関係

冷えと眠りの関係 自分自身では気づきにくいですが、人間の体温は1日の中で上下するリズムがあります。主に活動を行う日中は体温が上昇しますが、夜になると手や足先の血流量を増やすことで熱を放出し、体温を下げようとする働きがあります。この熱が下がるタイミングが「眠気」として表れる休息のサインとなり、体が入眠に向けた準備を始めます。

ところが体が冷えやすい人の場合、日中も体温が上がりにくい状態のため、本来であれば体温を下げようとする夜に、逆にこれ以上体温を下げてはいけないという防御機能が働きます。その結果、熱の放出が上手に行われず、眠りへのスイッチを体が感じ取りづらくなってしまうのです。

冷えに悩む人は女性に多い傾向があります。これは体の熱を生み出す役割を大きく担う筋肉の量が、一般的に男性と比較して少ないためです。
アンケートの結果によると、女性の約6割が「体の冷え」が原因で睡眠の質が低下した経験があると回答しました。
冷えにより十分な睡眠がとれないことで自律神経が乱れ、血流が悪くなり、さらに体を冷やすという悪循環を断ち切るためにも、体の冷えをできるだけ防ぎ、質の高い睡眠をとりたいものです。

体を温める方法

体を温める方法 快適な眠りを得るためには、就寝前に効率良く体を温め、スムーズな体温調整を促してあげることが重要です。
効率的に体を温める方法として、食事が挙げられます。ショウガや唐辛子などの体を温める効果のある食べ物を積極的に取り入れること、そして夕食は睡眠の3時間前までに終わらせていることが理想です。これは就寝時に胃腸が活発に働いていると眠りが浅くなりやすいためです。

また、38~40度のぬるめのお湯でゆっくりと入浴するのも体を温めるのに有効です。足湯だけでも十分に効果があります。ただし、就寝の直前だと逆に火照ってしまう可能性があるので、1〜2時間前には済ませましょう。

足元の冷え対策

就寝までに十分に対策をしても、いざ寝ようと布団に入った後、足元の冷えが気になり眠れなくなってしまうこともあります。
その場合は、ソックスやレッグウォーマーを使用することで改善できるかもしれません。

厚手おやすみソックス

厚手おやすみソックス オーガニックコットンを使用した靴下は、吸放湿性に優れているので蒸れにくく、足元をしっかり温めてくれます。また、足首の締め付けも少ないため、血行を悪くして逆に冷やしてしまうということがありません。
やさしくなめらかな肌触りは履きごこちもよく、就寝時のストレスを軽減し、リラックスした睡眠を手助けしてくれます。

ヤクコットン Wフェイスウォーマー

ヤクコットン Wフェイスウォーマー ソックスではなく、レッグウォーマーで足首だけを温めるのも効果的です。
足首が温まることで足の裏からの発汗を促し、体を眠りやすい状態にしてくれます。
こちらは表側はヤク20%混の糸、内側はオーガニックコットンの糸を使用した、2枚重ねの構造のウォーマー。
足元に気持ちの良いぬくもりを感じられる、寒くなる季節にぴったりのウォーマーです。

体を温めて心地よい眠りを

上手に体を温めることができれば、良質で快適な睡眠を得ることができ、それが日々の心身の疲れを癒すことにつながります。
眠りが浅い方や日頃の睡眠で疲れが取れにくいことで悩んでいる方は、「冷え」の改善を見直してみてはいかがでしょうか。
気持ちよく眠りにつけるように、自分に合った方法で効率的に体を温めましょう。 オーガニックコットンくつした