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洗濯が環境に与える影響とは?海にやさしい洗濯を考えよう

    • エシカル
2022.08.23
暮らしの中で何気なく繰り返す洗濯。
日々の洗濯は、環境にどのような影響を与えているのでしょうか?
洗濯という観点から、私たちの海を守るためにできることを考えてみましょう。

洗剤に含まれる界面活性剤

界面活性剤 一般に使用される洗濯用洗剤の洗浄作用は、界面活性剤によるものがほとんどです。
界面活性剤には、水と油のように本来混じり合わないものを結びつける性質があり、この作用によって衣類の汚れを落としています。
洗剤だけでなく、シャンプーや化粧品にも使われている界面活性剤ですが、その種類は大きく「天然界面活性剤」と「合成界面活性剤」の2種類に分けられます。

このうち、合成界面活性剤は洗浄作用が高い一方で、生分解性の低さ等から水生生物や環境への影響が指摘されています。
未だ、安価で手に入りやすい石油由来の合成界面活性剤を使用している洗剤も多く、こうした洗剤は肌にやさしくないだけでなく、海や川へも大きな負担を与えることになります。

オーガニックコットンのための 洗濯パウダー

洗濯パウダー 実は、界面活性剤から主たる洗浄作用を得ているものを「洗剤」と定義するため、界面活性剤を含んでいないプリスティンの洗濯パウダーは「洗剤」と表記していません。
パウダーの成分は重曹やクエン酸などの食品成分をベースに、健康にも地球環境にも優しく作られています。

また、泡が立たないため、1回のすすぎで十分に洗い流すことができます。
すすぎの回数が減れば節水となり、環境保護につながることは言うまでもありません。

ウールも洗える 竹の洗濯水

竹の洗濯水 合成界面活性剤は一切使わず、天然の竹炭から抽出したミネラル水を使用した、衣類と環境にやさしい洗浄剤です。

竹は古くから私たちの生活の中で多用されていましたが、次第に竹が使われることが少なくなり、放置された竹林が山地を覆うことで生態系を壊すという問題も起こりました。
このような竹を有効的に利用することもまた、環境保全に結びつきます。

完全循環型資源である竹を有効に活用しながら、海を守ることもできる。
サスティナブルな暮らしのために、身近な洗剤を見直してみるのはいかがでしょうか。

【 ものづくりストーリー 】ウールも洗える「竹の洗濯水」ができるまで

海洋プラスチック問題

毎日の洗濯で少しずつ抜け落ちている短繊維のうち、石油を原料とする化学繊維(マイクロファイバー)の、河川や海への流出も問題となっています。このような5mm以下のマイクロプラスチックは、どんなに小さくなろうとも生分解されることはなく、世界中の海へ拡散し、半永久的に海を漂い続けます。
そして、一度海へ流れ着いたマイクロプラスチックの回収は極めて困難です。

そんなマイクロプラスチック問題の筆頭は、海洋生物の生態系の破壊。
魚や海鳥、アザラシなどの海洋哺乳類が誤ってプラスチックを飲み込むことにより、海で暮らす生き物の健康に甚大な被害を与えてしまうのです。

さらには、流れ出たマイクロプラスチックが水道水や塩となって私たちの生活へ戻ってくる可能性すらあることを考えると、洗濯が海に与える影響は計り知れないものです。

海にやさしい 洗濯ネット

洗濯ネット プリスティンの「海にやさしい 洗濯ネット」は、生分解性に優れたでんぷん由来のポリ乳酸繊維と、オーガニックコットンを一緒に編み上げることで、洗濯物にも環境にも優しい洗濯ネットになっています。

また、衣類の素材そのものに着目しても、天然繊維であるオーガニックコットンは、生分解性に優れ自然に還る素材であることから、海洋汚染を防ぐために適した素材と言えます。
このようなプラスチックフリーのアイテムを選ぶことも、海を守る第一歩となります。

海にやさしい洗濯を考えてみよう

海にやさしい洗濯 海は生命の源であり、人間は地球の大部分を占める海に生かされていると言っても過言ではありません。
島国に住む私たちにとっても、海と密接に関わってきた歴史があり、日々の生活と切り離すことのできない存在です。

「普段使っている洗剤にはどんな成分が含まれている?」
「洗濯の回数や洗剤の量は適正?」
「いつも洗っている服の素材は?」

私たちの生活から排出される水は、やがて海へたどり着きます。
洗濯という身近な行為から自然環境へ思いを馳せることが、海を守り私たちを守るきっかけになるかもしれません。 洗濯アイテム